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2018年5月31日 (木)

「これだけは」要点集

 4月に、多文化を背景とする子どもたちへの日本語・教科学習支援の一環で 「進学支援チーム」 が立ち上がったが、その後について。

 高校進学支援で、私たちが課題としているのは、第一に、日本語の読み・書き能力の向上である。
 第二に、その読み・書き能力を土台として、各教科 (特に英・数・国3教科) の基礎・基本をおさえることである。

 ただし、私たちの組織的実態は未整備だ。
 国語力とは、語彙/読み書きの根、文法/論理的思考の幹と両輪を構想しているが、まだまだ、課題が多い。

 私たちは、こうした実態克服のためにも、各教科の最も重要と捉える 「基本中の基本」 を整理することを試みている。

 元教師が主体のチームメンバーが専門教科について、基礎・基本とは何かを検討し、「これだけは」 の要点をまとめてきた。

 私は、国語担当だが、ここでの基礎・基本では、小学校段階の国語力 (論理的思考力) のチェックを重視している。そのうえで、語彙・文法・読解各分野のポイントを整理した。

 子どもの実態に応ずるキメの細かさは難しいが、だからこそ、土台に徹して、小学校段階からのチェックを重視した。この段階の論理的理解が抜けていてははじまらない。
 そしてその上で、日本文を読めるだけでなく、論理的に深めるべく、可能な限り 「論理的思考力」 を培うことを試みている。

 さて、英・数・国の 「これだけは」 要点集ができあがったが、今年度は 「試作」 である。
今後は、過去問に当たる前段階で活用してみて、指導者や子どもの声を聞きながら、実態にそって改良していくことになる・・・。

 こうした作業を通じて、常に考えていることは、私たちが教科の本質を探究していくことが入試の出題の基礎・基本をおさえることになるという信念である。

 この本質論は、困難が先にあるぶん、いわゆる進学塾の入試対策よりも強いリアリティをもって切迫してくるのである。

 このことは、私たちの教育のビジョンにも、しっかりとつながっている と思う。

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