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2018年1月25日 (木)

腎がん部分切除(その2)

昨年9月の左腎臓に続いて、2ヶ月後の11月に右腎臓の手術を行った。
前回同様、東京医科歯科大学病院である。

9月の手術はほぼ完璧であったと思う。
調べに調べて、私はミニマム創内視鏡下手術に行き着いた。
その本家本元でのオペの結果は実に良好だった。

2017.9.25 腎がん部分切除
http://bit.ly/2BgSdVe 

2ヶ月後、ほぼ完治して、「今度は右もドンと来い」 という心境で再入院したのだった。

現在も、手術から2ヶ月過ぎた。
今度も今から再入院となると、実は躊躇する。
きっと、もう1ヶ月の延期を申し出るだろう。
それが、現状のもっともわかりやすい実状報告と言えるかもしれない。。

医療チームメンバーは変わったが、今回も信頼できる先生方だった。
どうやら今回は、前回ほど極めて順調ではないパターンの事例のようである。

ここでは、その実状を、前回との比較でまとめておく。

[ 病状 ]
 右腎臓3cmほどの腫瘍(左同様、淡明細胞癌と判明)

[ 手術の方針 ]
 患部が前回より深いため難度上がるが、前回同様に部分切除する。
 ただし、前回麻酔が強すぎたらしいことから、前回より弱めの麻酔で対処する。

[ 結果 ] 
 問題なく、無事に部分切除終了。
 (やや深かったため、前回よりも縫い合わせた)

入院から退院までの日付順の概要で、前回との違いは以下の通りである。

第1日~第2日目
 手術方針の打ち合わせ。
前回は麻酔がきつく、吐き気に苦しんだことを訴えた結果、弱めの麻酔と決まる。

第3日目
 手術当日。手術後、麻酔が弱めのぶん鈍痛あり。
麻酔科山田先生が心配して来てくださった。
麻酔と痛みのトレードオフがあったが大丈夫と伝える。

第4日目目
 手術翌日は早速歩くリハビリが始まるが、前回は麻酔で歩けず、今回は血圧の急降下で冷や汗びっしょり状態になり中止。車いすで病室に帰還。

第5日目
 前回より縫っている分痛み強い。ロキソニンでは間に合わず座薬を処方してもらう。

第6日~第7目目
 痛み止め薬ロキソニンは腎臓に負担がかかるとのことで、カロナールを処方される。
しかし、カロナールでは効かず、ロキソニンに戻す。
座っているのが辛い。痛みは横になれば消えていたが、今は咳も響く。

第8日目
 尿漏れなしの検査結果でドレーンを外した。

第9日目
 痛みはなかなか解消しない。激痛ではないのだが、不快な辛さで心が折れる。。

- -

こうして手術は問題なかったが、前回との違いは予想以上だったと書かざるをえない。
それでもこの程度で済んでいるのは、本家本元のミニマム創内視鏡下手術だったから、
と私は解釈している。

結果として、前回8泊9日だった入院期間は今回9泊10日となった。
それも痛みに耐え、(痛み止めを飲んで) がんばって帰宅したのだった。

入院中は、食事中も、5分座っていると辛くなりベッドに横になっていたが、
帰宅直後はより短くなった。3分もすると身体を立てているのが辛かった。
先生によれば、座るときの姿勢が傷口につながる神経に悪影響を及ぼすらしい。

それでも、自然治癒で、徐々に座ることのできる時間は延びていった。
日毎に回復していくことが実感できた。

・・・ しかし、まだ紆余曲折が続く。

1ヶ月検診では、検査結果に大きな問題なく、半年毎CT検診に移行した。

ところが、この日以降、尿の出が悪くなり、身体がだるく感じるようになった。
今頃になって尿漏れ(?)なども懸念しなくてはならなかった。

年が明けて、1月は様子をみてきた。
食事に配慮し、血圧を管理し、できるだけ身体を動かしてリハビリを心がけている。
人事を尽くしたならば、あとは自分の内なる治癒力を私は固く信じている。

しかしながら、現在は少しずつ落ち着いてきたが、
一時は、回復が順調でなく体調が極度に悪いと、頭が朦朧気味のなかで、
「あ~、自分の人生は終わった」 と弱気になった。

こんな気持ちにさいなまれながら、正直、道半ばということが無性に怖くなった。

自分の死期はこれまで想定してきた以上に近いかもしれない。
生と死が一体となる地平をどう生きるのか?
こうした死生観の転換を、現在の私はむしろ感謝している。。


・・・ 長くなるので、このあたりで。
この文章が、腎がん部分切除手術を受ける方に、少しでも参考になれば幸いである。
 

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