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2017年8月31日 (木)

腎がん手術への経過メモ

 腎がん発見のきっかけは6月の腰痛悪化だった。
もともと腰痛持ちだが、これまで経験したことのない神経性の疼痛があり、その痛みは前面の腹部にも及んだ。その原因を探るべく、近くの総合病院 (明生病院) を訪れたのである。

 病院では総合的診察のためにCT検査を受けた。その結果、泌尿器科に回され、腫瘍らしきものがあるので精密検査を受けるよう勧められたのだった。

 腎がんの三大症状は 「血尿」 「腰背部痛」 「腹部腫瘤」 とされる。今回の腰痛悪化がその症状に当たるとは思えず、医師もそこまでは考えていないようだった。

 二日後(6/22)、馴染みの大学病院 (慈恵医大病院) で造影剤使用CT検査をしたところ、腎がんが確定した。しかも、左右とも腎がんと宣告された。

 両方とも3cmほど。腹腔鏡手術で部分切除可能。
それにしても、両方とは ・・・ さすがにショックを隠しきれなかった。。

 そこから、主治医には素早く対応していただいた。その日のうちに入院前諸検査を行った。翌7月に (幸運にも) 空き日を見つけて、第1回手術の日取りまでしていただいた。
相川先生のご配慮には深く感謝している。

 しかし、ここから順調にいかなかった。

 まもなく帯状疱疹を発症してしまった。この病気は、身体の抵抗力が弱っている時に発症する。6月から7月にかけての私の体調は最悪であったに違いない。
(現在は神経性の疼痛は消え
、腰痛が残るのみに回復)

 手術は9月に延期されたが、それは信頼する主治医が研修留学で不在になることを意味した。このままでは万全の治療にならないかもしれない不安に襲われ、私は安全性が完璧な治療法を求めて、ネットでさまざまな可能性を調べ始めた。

 ここで強調したいのは、がん対応では、命に関わるだけに、患者が主体性をもって治療法を調べ尽くして悔いのない治療を選択することが大切ということである。

 私が到達した治療法は、腹腔鏡手術を精密にしたロボット内視鏡手術そしてミニマム創内視鏡下手術だった。前者は東京女子医科大病院、後者は東京医科歯科大病院が在京の最先端と判明した。

 結論として、私は後者を選び、転院した。
決め手となったのは、木原和徳著 『ミニマム創手術の来た道、行く道』 であった。

 その後の経過をメモすると以下の通りである。
7月20日(木) 初受診(齋藤先生)
7月27日(木) 手術日確定
8月9日(水) 腎シンチ検査
8月16日(水) 造影剤使用MRI検査
8月24日(木) 手術前諸検査、麻酔科説明、入院オリエンテーション

 9月中旬の入院~手術を柱にしたその後の経過は次回に。

 現代では、がんは早期発見・早期治療ができれば、必ず死ぬ病気ではなくなっている。
その意味で、私は幸運なのかも知れない。
けれども、治療法は悔いのないよう、患者自らが最善を尽くさねばならない。
さらに、手術に成功しても、再発を恐れ、バランスの良い生活を心がけるとともに、定期的に検診を受けていかねばならない。

 そうした生活は、少なくともこれまでより、「死」 と向き合う人生になる。
「死と隣り合わせの生」 ・・・ 笑顔で強く生きたいとは思うが、感じる輝きや求める充実感はきっとこれまでと違ってくることだろう。。

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