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2016年9月25日 (日)

レバレッジ学習法

 最近、本田直之 『レバレッジ英語勉強法』 (朝日新聞出版、2008) を再読する機会があった。
 結構普遍的なことに触れており、忘れていたことを思い出させてくれた。

 この書によると、英語を効率的にマスターするには、完璧なペラペラ英語の幻想を捨てて、レバレッジポイントを押さえた学習に専念すること、と説いている。

 レバレッジポイントとは、システム思考の考え方で、全体を見通して 「小さな力で大きく構造に働きかける介入点」 を言う。いわば、”テコの作用点” だ。

 この書が説くには、英語のインプットをしすぎるとレバレッジがかからない。
 受験勉強のように、文法書を一から十まで一冊まるまるマスターしようとするのは努力の空回りになる。

 具体的には、たとえば、自分の専門分野の単語を100、言い回しを20覚えるのが、レバレッジポイントへのアプローチで、これに何らかのアウトプットの組み合わせを工夫して3ヶ月間頑張る。
 大切なのは、ペラペラでない英語こそ世界の主流という認識と、3ヶ月単位でレバレッジポイントへの作用を強化していくという方法だ。
 3ヶ月というのは、その間に蓄積してきたものが顕在化するブレイクポイントだと言う。

※ 「3ヶ月でしゃべれるようになるか、一生やらないかのどちらかだ」 (J.P.モルガン)

 さて、以上がこの書の重要ポイントだが、こうした考え方は、成人になってから何かを学ぼうとしたときの、重要な指針になるのではないだろうか?
 少なくとも、私はそのように考えている。

 パレートの経験則 「20:80の法則」 にも通ずるだろう。本当に大事なことは全体のなかの20%にあるということだ。
 学生もしかり。テスト勉強で100をねらって空回りするより、重要な20%を見抜ければその学生は優秀な成果をうるだろう。優秀な家庭教師は、そこをどのようにマスターさせるかが問われる。

 私は、(読書期はだいたい1日に1冊ペースで) 自分でも人並み以上に本を読むと思っているが、実践につながなければ意味がないと思える読書も多い。
 この際、私を導くのは、このレバレッジ学習法と肝に銘じていた。

 学びの計画では、1年は4期に分けられる。最終の四半期の始まりである10月を目の前にして計画を立て直さなければと思っている。(^-^)

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