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2016年5月29日 (日)

農業体験と座学

 3月からPARCの農業講座に通い始めた。
 まったくの初心段階から何もわからぬまま3ヶ月を経たが、先日は座学の機会もあったので、まだまだ覚束ない段階だが、これまでの到達点を整理しておこう。

1.講座の流れと作付の整理

講座の流れは以下の通り。

3・12(土) オリエンテーション
3・26(土) ジャガイモ定植、葉ネギ/かぶ/ほうれん草播種。
4・ 9(土) 大根/サニーレタス/キャベツ定植、枝豆/トウモロコシ播種
5・ 7(土) トマト/ナス/キュウリ/ズッキーニ定植及び支柱
5・22(日) 春の交流会
5・28(土) モロヘイヤ/オクラ定植、夏野菜管理

実習での作付の並びは以下の通り。

|  | キュウリ /ズッキーニ/モロヘイヤ
|通| トマト   /ナス    /オクラ
|  | 枝豆   /トウモロコシ
|路| 葉ネギ  /かぶ    /ほうれん草
|  | ジャガイモ/大根    /サニーレタス/キャベツ

2.座学の概要と所感

5・28(土)、畑作業が一段落したあと1時間程、清水講師を囲んで、師がこれまで積み上げてきたものと、講座で学んでいることの基本を語っていただいた。 (於アグリパーク農業体験センター)

<概要>
師は9代目の農家だが、就農して数年して、土の消毒後に体の変調を自覚してから、化学的な農薬や肥料を使わずに有機農法に切り替えた。
有機肥料としてはEMを使いぼかし肥料を作って役立てている。

講座で使う畑は、1ヶ月程をかけて、雨天時の保水と晴天時の太陽熱消毒を考慮しながらEMと炭を入れた培養土をつくり、耕して穴あきマルチまで張ってある。
何より大切なのは、人間にとっての都合でなく、植物にとっての都合を考えることだ。

もうひとつのポイントは、時間をかけて有機菜園で育てた自家採種。
育て方、土づくりと並んで重要なのは品種である。
小さい苗、白い根には高い活着度が期待できる。


<所感>
師は、作物の味にでんぷん・糖による甘みを追求していると言う。
GW明けに収穫したほうれん草に味わい深い甘みを感じたことを言うと、
もし 「おひたし」 の作り方がいつも通りなら、多少は成果が出た可能性がある。成程。(^-^)

( 初収穫をいただく
http://bit.ly/1WhUeIB

私が参考にしているのは、不耕起の自然農だ。
・ 竹内孝功 『これならできる!自然菜園』 (農文協、2012)
・   〃   『自然菜園で野菜づくり』 (家の光協会、2014) 

自然農とは違うが、考え方はかなり自然農に近い農法を学んでいると感じている。
これまでの、農作業体験だけでは見えていなかったことが、少し見えてきた。
師が就農30年で積み上げてきたものの深さはまだわからないことが多い。

今後は、見えてきたものを基礎にして、EM肥料の作り方などの応用まで理解し、
自分なりの試行錯誤ができるまでになりたい。

さて、私の食と農への動機は、開発教育の範疇である 「土を守る」 生き方にあるが、
直接の動機は、ロシアの農地付き別荘 「ダーチャ」 がモデル。

その意味では、ロシアのことわざ : 「イモ植えりゃ、国破れても我が身あり」 でジャガイモ生産に最も関心をもっているが、今後の 「和製ダーチャ」 をどう築くかが課題である。

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