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2015年5月12日 (火)

DEF養成講座春合宿終了!

 開発教育ファシリテーター (DEF) 養成講座の春合宿終了。
 これまでの拓殖大学高尾キャンパスの宿泊施設が閉鎖されたために、会場は、夢の島公園内 東京スポーツ文化館 を確保して行われた。

 ここでは、ふりかえりとして、
1.春合宿のスケジュール
2.春合宿のねらいに照らして成果はどうだったか?
3.参加者のアンケート結果はどんな感想だったか?
以上を、メーリングリストで共有した 「ふりかえり」 を基に整理しておこう。

1.研修タイムテーブル

第1日(5/9)
13:00 受付開始
13:30 オリエンテーション
14:05 講義:開発教育概論
15:35 休憩
15:50 講義:ファシリテーション概論
17:50 移動
18:00 夕食
19:30 演習(ファシリテーションスキル①「場づくり~アイスブレイク」)
20:30 自由時間(入浴など)~懇親会(自由参加)

第2日(5/10)
8:00 朝食(集合7:50)
9:00 演習(ファシリテーションスキル②「場づくり~空間デザイン」)
10:30 休憩
10:45 合宿のふりかえり:グループで(演習:ファシリテーションスキル③「まとめる~FG」)
11:30 合宿のまとめ:個人で(個人発表)
12:00 終了~解散

2.春合宿のねらいとの関連で成果は?

 この時期の合宿のねらいはふたつ。

1) ひとつは、最初の段階で、概論レベルの基本を共有して、参加者の素養をできるだけ共通にして足並みを揃え、今後の学びの土台とすること。

 そのため、合宿でのメニューはかなり盛り沢山である。
 この講座はこれまで10年以上のコースの積み重ねがあるので、それらをできるだけ共有するように欲張ってもいる。
 逆に言うと、12期生は、後発のメリットと言うか、これまで山積みされた内容の果実をおいしくいただく立場にあることになる。(^_^)

 残念だったのは、この時期は研修会場がどこも満杯で、やっと取れた部屋はちょっと狭い会場なので、グループワークにも制限があったこと。
 それを臨機応変に補えたか否かが問われる合宿であった。

 さて、残念ながら欠席せざるを得なかった数人は、立ち遅れたことは仕方がないので、配布資料と参加者Gさんのアップする講義録を参考に自学自習することを期待したい。

 私が授業で得た印象では、12期生はかなりの実力者が揃っている。けれども、合宿での基本が身についたなら、そんなに差はないはず。

 また、12期は早くも暖かい雰囲気があるので、各自が成長することをみんなで暖かく見守りながら、それによってチーム自体も成長できるチーム力を感じさせる。
 今回そんな居場所の可能性が芽生えたことが、春合宿一番の収穫だったかもしれない。

2) もうひとつは、今書いたことと関連するが、開発教育ファシリテーションを学び合う仲間としての関係性をつくること。
 一つ屋根に寝泊まりし、一緒に同じ飯を食い、一緒に学び合い、語り合い、笑い合い、風呂に入り ・・・ といったことは合宿あってのもの。
 そういう意味では、東京スポーツ文化館は、研修の部屋を別にすれば、かなり恵まれていたかもしれない。

 場づくりとして、スタッフサイドの反省事項は、初日のタイム管理と言える。
 各スケジュールがズルズルと後ろにに延び、締めは私の授業のタイムオーバー。申し訳ない次第。。
 アンケートには、学ぶ方はもっと学びたいくらいなので延長授業は気にならなかったという声があった (感謝) が、模範にはならないので、良い子はマネしないよう願いたい。 (笑)

 付け加えると、私の 「ファシリテーション概論(入門)」 の授業に対する声でもっとも嬉しかったのは、「ファシリテーションを単なるスキルでなく、思想的に深いところから学べた」 という声。
 そう、ファシリテーターとして学ぶものは、そこに関連する人間のあり方/社会のあり方。常に哲学に触れる姿勢を忘れない学徒であり続けてくだされ。


3.参加者アンケートより

【合宿全般について】

声A :
 1日目での講義では、開発教育、ファシリテーターの大枠を捉えることが出来、このコースでどのようなことを学んでいくのか、導入部分を知れることが良かったです。講義やグループワーク含め、様々なキーワードが出てきましたが、その1つ1つを理解・勉強していきたいと思います。
 自分はどのようなファシリテーターになりたいのか? 明確にしていきたいです。

声B :
 ペアワークが多かったが、自分の意見はいいやすく、無理なく参加できた気がする。良かった。
 赤石先生の話は深く、今まできちんと向き合ってこなかったので、資料等読みながら勉強が必要だと思った。小貫先生の話はわかりやすく、問いも適切であったと思う。2つとも概論だが、合宿ならではの話でよいと思う。
 アイスブレークは、楽しく、難なく参加でき、よかった。自分の鉄ぱんネタをもっておくのが良いと思った。

声C :
 開発教育について否定的なイメージをもっていたが、「地球市民教育」という名称と内容に発展させていくことで、今後の未来を作るすばらしい教育になることを学んだ。
 「多様性を尊重し、まとめる」 「気づきで自己変容を生み出す」 「対話で対立を解決する」というファシリテーターの使命について学んだ。単なるスキルだけでなく、こういう思想的なことが重要である。

声D :
 地球市民教育とファシリテーターのつながり。1つの価値観を答えにするのでなく、色々な価値観があるというのを理解し、深い考えのもとで自分の答えをみつけだしていく教育。この見つけだす過程においてFが必要になる。Fの占める役割の大きさを実感。

声E :
 とても良かったです。茗荷谷の教室で聴く講義とは雰囲気が違って、難しい内容なのに、そうでもないかも ・・・? と ” さっかく ” しました。
 ほとんどの時間を皆と過ごすことで、会話したり、笑ったりが、学ぶ場としてとてもスムーズに流れていきました。
 たくさんの気づき、刺激があり、充実した2日間でした。

声F :
 開発教育とファシリテーターが表裏一体だということがやっと理解できる入口に立てたかなというところです。でもこれは自分の中では大きな一歩。
 そして、「安易な解を求めずに、ないかもしれない絶対的な解を求め続ける」 姿勢を参加者とともに持ち続けるファシリテーターになりたいとの思いを持つようになりました。
 私の中での今のキーワードは、「コミットする」 「多様性」 「気づきと変容」です。

【運営等に関して】

声A :
 参加する前は不安な点もありましたが、とても楽しかったです。
色々と本当に有難うございました。

(以下、略)

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