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2013年6月21日 (金)

小説を使った授業(4)

 ビジネス小説 『チーム・ダーウィン』 を (模擬的)事例研究とした授業をめぐって、「対話(ダイアログ)」 について再考してきた。
  最後に、授業評価の一環として、参加者の声を書き添えておきたい。

 授業を 「参加型授業」 として評価するなら、半分を解説、半分をグループワークに当てるやり方はオーソドックスではある。
 授業内容への ”想い” は伝わったかな。教材研究もそれなり。「授業のメッセージはワークをして語らしめる」 というワークショップ型授業の課題にも取り組んだ。
 けれども、そこまでは良しとしても、前半の解説部分のファシリテーションが弱かったことは正直に書かねばならない。工夫不足の反省がいくらでも出てくるのである。(-_-;)

 ともあれ、以下が、「ふりかえりシート」 にある何人かの参加者の (代表的)声であった。


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☆ 「ファシリテーションがコンフリクトMGMTが必要だということはわかっていたが、ダイアログが入ってくることで、共創へ向かえるというポイントが解った。」

☆ 「学習する組織のプロセスは、学習する個人の考え方としてもすごく大切だと感じた。各自が考えることが組織に生かされている。
個人だけでは気づけないことに組織だからこそ気づけていた。」

☆ 「一冊の本からダイアログの実践体験ができるのがとても新鮮でした。
対話をする中で、自分自身の考えやメンタルモデルを認識することができるのもとても良かった。」

☆ 「能力があっても、モチベーションが同じベクトルでないと能力は活かされない。
そのためにも個人の未来像から入ることが大切なのだということ。」

☆ 「問題設定を問い直すところから始め、何のためにやるのかという点でおなかに落とすことの必要性。」

☆ 「与えられた問題を ”正しい” とするのではなくて、そもそも解決する必要があるのか、から話し合うことで自分事にできる。」

☆ 「ダイアログの定義が見えてきたように思います。(後半のワークがあることで、より体感できました)」

☆ 「サクセスストーリーとリアルとの差は当然あって、それをダイレクトに活かすことは難しい。とは言え、要素を活かすことは出来ると確信。
早速、業務の中で活かしたい。」



<参考> 第4講 【実践編2】 「ワールド・カフェ」 に向けての課題図書
→ 『ホールシステム・アプローチ』 (香取一昭・大川恒、日本経済新聞出版社、2011)

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