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2011年9月17日 (土)

「ミツバチの羽音と地球の回転」 上映会

以前から気になっていた映画 「ミツバチの羽音と地球の回転」 を観る機会を得た。鎌仲ひとみ監督のトーク+山口県上関原原発建設に反対する祝島住民たちの暮らし+北欧スウェーデン・オーバートーネオでの持続可能な社会づくりが、素晴らしいハーモニーを生み出していたと思う。

ささやかな活動からでも、私たちが未来を切り開く、自然の法則に従う地球社会を ・・・。

この映画は3・11の1年2ヵ月前に製作されたが、鎌仲さんは、原子力発電に対して、「思考停止」している現状を超えて、市民の意識が目覚め、民主的な手続きでエネルギーシフトが実現することを願っていたという。その意味で、時間切れで大変な事態になってしまったという。

しかも、民主的な手続きで日本のエネルギー問題をどうするかは、今現在も日本社会の大きな課題のままですよね、鎌形さん。

祝島の人たちの守り育てる生活環境および自然環境を重視する心意気への共感、エネルギー先進国スウェーデンの持続可能な社会形成に取り組むアイディアへの納得 等々、2時間を越える長編だが、まったく飽きさせない内容であった。

映画からは、日本では、再生エネルギー促進法案がやっと可決されたが、何よりも地域独占的な電力体制がそのままであることが大問題であることが伝わってきた。私たちは、競争のなかで、エコロジカルな電気を選択することができない。

また、祝島はもちろん、オーバートネオでも、決して平坦な道ではない。そこで、持続可能な道を切り開こうとしている。困難に立ち向かうとき、みんなで力を合わせること、それ以前に、何かに責任をもって取り組むことの重要性も伝わってきた。

鎌仲さんは、「未来を、他の誰か、中央にいる官僚や政治家だけに委ねるのでなく、私たち自身の手でつくるという覚悟が求められています。厳しい時代の分かれ目で必要なのは思いを同じくする仲間とちゃんとした情報です。この上映会はその流れのなかにある、と思います。どうか、いっしょにつながれますように。」 というメッセージで結んでいたが、共感。

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