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2011年2月12日 (土)

開発教育研究フォーラム2011

拓殖大学国際開発教育センター主催 「開発教育研究フォーラム」 は、開発教育ファシリテーター養成講座修了生の集まりの場です。今年度は、基調講演会+ワークショップ+懇親会というスタイルですが、その内容(テーマ 「学習する組織」 )について、MLに流したものをご紹介しましょう。

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2月26日(土)のフォーラムまで、ちょうど2週間となりました。講演会と、同窓会あるいは期を越えた交流の場に、是非おいでください!

フォーラムの講演会の内容に関してお知らせします。テーマである 「学習する組織」 とは何でしょうか。

「学習する組織」 は、マサチューセッツ工科大学経営学教授ピーター・センゲ著 『最強組織の法則』 で一躍脚光を浴びた企業組織論です。

企業組織に関する経営理論が学校教育(開発教育)にどうつながるのでしょうか?

ここでは、講演者・熊平先生の 『チーム・ダーウィン』 を引用しながら、内容をできるだけ平易にまとめてみました。

1) ”自己マスタリー”とは?

・・・ 「己を知り、自らの意思でそこに立ち、ビジョンの実現のために行動できる人」(p.298)が持つもの。なぜ取り組むのか、何を達成したいのか、何を得るのか、等の問いが重要である。

→ 仕事が単なる 「やらされ仕事」 だったら、プロジェクトは成功しない。プロジェクトを自分のこととして考え、会社からの指示でなく、自分の意思で取り組もうとするからこそ、数々の困難を乗り切ることができる。

2) ”メンタルモデル” の克服とは?

・・・ 「経験や知識によって確立している判断基準あるいは色眼鏡のこと」(p.298)。私たちは無意識のうちに習慣で行動している。

→ 狭い範囲で物事を捉えないよう、常に意識する必要がある。プロジェクトには新たなメンタルモデルが不可欠である。

3) ”共有ビジョン” とは?

・・・ 「チームのビジョンであり、各自が主体的に行動するための個人のビジョン」(p.303)。

→ 上から与えられるものではなく、私たちの頭の中に、自分のものとして明確に血肉化されていなければならないもの。

4) ”チーム学習” とは?

・・・ 「チームは、共同で意思決定を行い、アクションを推進する。行動するなかで、失敗をチームの知恵に変えることができる」(p.297)

→ 成功するチームは、失敗にもめげず、常に一緒に考え、一緒に決断し、その決断を見直し、軌道修正をしながらビジョンを追求していく。

いかがでしょうか? これらの諸原則を 「教育」 に当てはめて読み直してみてください。私たちが志向する 「参加型学習とファシリテーション」 に近いことに気づくはずです。

今日、ビジネスと教育は不可分であり、ビジネスは教育から学び、教育はビジネスから学ぶものが多々あります。

このような諸原則について、ではどうしたら実現可能なのか、、26日に、基調講演と示される海外事例を参考にしながら、深く考えてみましょう。

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