« 協働コーディネーター、ファシリテーター養成講座 | トップページ | 第6回 開発教育システム思考研究会 »

2010年10月17日 (日)

コミレス全国フォーラムin東京 2010

上智大学で行われた 「コミレス(コミュニティ・レストラン)全国フォーラム」 に参加しました。先日の 「協働コーディネーター、ファシリテーター養成講座」 講師の世古先生から紹介されたイベントですが、「持続可能な社会づくり」 の多様な活動事例を知ることができ、参加して良かったと思います。

全国で150のNPO展開している 「コミレス」 のうち、紹介された活動事例は以下の通り。

1.「浅めし食堂」(青森市)

2.「余市テラス」(北海道余市町)

3.「地域食堂」(釧路市)

4.「ここほっと」(鶴ヶ島市)

5.「ふらっとステーション・ドリーム」(横浜市)

6.「てまえみそ」(浜松市)

各々が地域の実情に応じて、個性的な展開をしています。

フォーラムの流れは、まず、世古代表の基調講演。

循環型社会形成に向けた 「コミュニティ・レストラン」 の5つの実践紹介を中心に。それらは、(1)地産地消、(2)健康づくり(食育)、(3)地域の食卓・居間、(4)安心の場(バリアフリー、ユニバーサルデザイン)、(5)循環型社会づくり。

続いて、「浅めし食堂」 を運営するNPO法人「活き粋あさむし」の三上さんの基調報告。

「青森県浅虫温泉で医療・福祉に取り組んできたが、住み慣れた地域で最期まで暮らすためには医療や福祉だけでは限界がある」 という体験からの訴えに共感。病気になったり、最期を迎える時に対応する制度はあっても、少しずつ弱っていく高齢者を支援するシステムがないということが切実な地域課題ということです。そこで、「活き粋あさむし」は、食を軸にした生活支援を始めたとのこと。

シンポジウムでは、質疑応答で盛り上がりました。

「高齢者介護に対する危機感が弱い」 という指摘が印象的。もう何年かすれば地域の介護が行き詰まることがわかっていても、現実には、それを支えるシステムが未整備のまま。地域に危機感は薄く、行政を突き動かすほどの動きは弱いというのが実感。行政が何とかしてくれるという 「お上頼り」 がネックになっているのではないか。地域住民自体が積極的に医療・介護体制の整備を(行政とともに)つくりだすことが必要である。

地域支援を掘り起こすことが重要。本当の地域支援を見据えた活動には必ず同調してくれる人びとがいる。そうした動きを、ネットワークで横に広げていくことが求められている、等々。深く考えるべきことを、行動する方々の生の声で聞けたフォーラムでした。感謝。

« 協働コーディネーター、ファシリテーター養成講座 | トップページ | 第6回 開発教育システム思考研究会 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/559271/49771958

この記事へのトラックバック一覧です: コミレス全国フォーラムin東京 2010:

« 協働コーディネーター、ファシリテーター養成講座 | トップページ | 第6回 開発教育システム思考研究会 »