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2010年8月 3日 (火)

本田圭佑選手と日本のサッカー文化

今朝の朝日新聞スポーツ欄に、サッカー・本田圭佑選手のコラム(連載開始)が載っています。プロのスポーツ選手としてのメンタリティの高さに感心させられました。サッカーを愛する者として、このメンタリティへの共感を書いておきます。

W杯後、本田選手は100件ほどの取材を断ったそうです。「おめでとう」と言われても、なんと答えていいかわからなかったから。。

曰く、「ワールドカップ(W杯)が終わった直後の日本国内の盛り上がりは、僕にとって「壁」だった。僕の気持ちを浮つかせようという壁。切り離して、自分をコントロールできるかどうかが大切だった」。

この発言を、”かっこつけたビッグマウス” と捉える人も多いかもしれません。けれども、これぞプロのメンタリティだと私は思います。もっと言えば、選手たちの誰もが、あのW杯での自分たちのレベルに満足した、とは私には思えない。それは、目標の4強に達しなかったからという話ではなくて、現在の日本サッカーの現状に満足はできなかったはず、と考えるからです。(以前の記事で、私は日本代表の現状をかなり酷評しましたが、その内容が本日の記事の背景です)

本田選手が警戒した「日本国内の盛り上がり」 は私も私なりの見方で警戒していました。日本代表が 「下馬評を覆してよくやった」 ことは事実だけれど、「よくやった。おめでとう」 一色で良いのか、と。代表をサポートする私たちは、もっと厳しく(だからこそ「温かく」)サポートしていくことが必要なのではないか、と。これは、日本国民全体のサッカー文化の問題です。

本田選手の持つメンタリティこそを、もっと見定めてサポートすべきです。ここでは、「良かった、良かった」 の大合唱は警戒すべき「壁」となります。認めるところは認めても、それを超えたレベルの支えこそが、日本の今後のサッカー文化の成熟に問われていると考えています。

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